ヴォルグ×一歩

宮一ほどメジャーではないようですが(むしろマイナー……なのか?)、只今マイブーム絶好調。
ケンカなどまるでしそうにない、ほのぼの幸せカップル。
その幸せ度、甘々度を表現するとするならば。

生クリームケーキに蜂蜜とメープルシロップをかけて粉砂糖をまぶした甘さ。

私の中のヴォル一の甘さはそんな感じです。
超甘党の私には、眺めているだけで幸せいっぱい気分に浸れる2人です。
2人が幸せそうに話しているだけで心が和みます。

そんな2人の唯一のネックは国際規模の遠距離恋愛。アメリカと日本、離れ過ぎている距離。
本当はずっと一緒にいたいのに、いつでもその笑顔を見ていたいのに、それが出来ない。
遠く離れたところにいる愛しい人を想う事しか出来ないんですよ!
ああもう、切ないったらありません。

まずは、出会い。
伊達さんの試合の帰りに、ヴォルグが一歩をナンパ。え? 違う?
いやだって、さりげなく2人きりでお話に持ち込む辺りあれはナンパでしょう!
まあそれはともかく、試合を控えているという点で少し堅さはありますが、それでもお互いその穏やかな人となりに好感を持ったのは間違いないですよね。

そして試合を通して、ヴォルグにとって一歩は『ボクシングを好きだと気付かせてくれた大切な友人』となるわけです。
この時点ではまだ友人だと思っていたのかもしれません。
しかし!
一歩の存在はヴォルグの中で日に日に大きくなっていき、とうとうロシアへ帰される際になって気付くのです。
彼と会えなくなる事が辛いと! 自分にとって彼はとても大切な存在なのだと!
しかし時既に遅く、言っても辛くなるだけだと一歩には黙って帰ろうとしたところに、一歩が駆け付けるんですよ。
しかし、やはり想いは告げられず、自らのグローブに想いを込めて一歩に託して帰っていくんです。
何ですか、この切ない展開は。悲しすぎではありませんか。

一歩は一歩で、ようやく気付いた自分の気持ちをヴォルグに告げられないままもう会えなくなってしまうんですよ。
そして、ヴォルグのグローブを、自分の中の淡い想いと一緒に大事にしまうんです。
そんな悲しみを振り切るように、ボクシングに打ち込んでいこうと決心。
日本チャンピオンにまで上っていくんですね。

しかし、そんな健気な2人を神様は見捨ててはいませんでした。
そう、再会です!
この再会のシーンで叫ばなかったヴォル一ファンがいるでしょうか。
日本に来て、真っ先に一歩に会いに向かったヴォルグの想いが伝わってくるじゃないですか!
一歩も、感激の余り凄い勢いでヴォルグの元へ走ってますしね!
というか、あのままヴォルグの胸に飛び込んでも何ら違和感がないくらいの勢いでしたよ。
飛び込むのかと思いましたもん、本当に(笑)
一歩はダッシュだし、ヴォルグは両手広げて待ってますし、あれで飛び込まなかったのは一歩が恥ずかしがり屋さんだからです。(断定)

再会した時の、あのヴォルグと一歩の心底嬉しそうな笑顔!
会いたくて、でも二度と会えないと思っていた大切な人との再会。
ここで、2人の中の、心の奥底に仕舞い込んであった想いがそっと浮上してくるわけです。

短い同棲……もとい、同居生活の中で、その気持ちは膨れ上がっていく一方です。
そして、とうとう2人の想いは成就するんです!
互いの気持ちを確かめ合ったのも束の間、ヴォルグのアメリカ行きが決定してしまうんですね。
それぞれが上り詰めたらいつか……と誓い合い、ヴォルグはアメリカへ旅立つんです。

そして、現在日本とアメリカで遠距離恋愛中……と。
滅多に会いにも行けない、そんな寂しさを電話や手紙で埋めつつ、あの日の誓いを胸にヴォルグと一歩は頑張ってるわけですよ。
何て健気なカップルでしょうか。2人して健気だからもう切ないったらありません。

しかし、なかなか会えないだけにせめて電話だけでも誕生日やクリスマスといったイベント関連はきっちり押さえてそうですよね。
誕生日には必ず電話。クリスマスカードを送ったり、バレンタインには一歩から、ホワイトデーにはヴォルグから贈り物が届いたり。
距離が離れてる分、そういったイベントの時には少しでも相手を感じたい、とか思って。
そんな2人を想像するだけでほんのり幸せ気分ですよ。

そして、いざ会えたとなったらこの2人ほどベタ甘カップルはそういないでしょう!
会えない分を取り返すくらいに、そりゃあもうイチャイチャイチャイチャしてそうです(笑)
何しろヴォルグは外国人です。スキンシップ大好きそうです。(偏見?)
日本人の中でも特にシャイな一歩をオタオタさせつつ、何かと触りたがるヴォルグなんて最高じゃないですか。
もちろん、寝起きを共にする時にはおはようのチュウとおやすみのチュウは欠かせません。
もう額から頬から目尻から唇から、キスの雨あられ。ヴォルグなら絶対やりますね。(断言か)

自分の気持ちをストレートに告げられそうなヴォルグだけに、1度想いが通じ合ったら甘い言葉も交わしてくれそうでとても萌えです。
一歩も照れながら返したりなんかすると尚更良し。

気持ちをごまかしたりしないから素直にお互い自分を委ねられる2人なので、一緒にいられればこれほど幸せカップルはないでしょうね。
でも、やっぱりこの距離が不安を生んだりしてしまうんですよね。切ない。
ヴォルグと一歩には、是非この距離に負けずに幸せになって欲しいです。
いや、なると信じてます。この2人なら!




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