リンナ×ベルカ


いやもう、語るまでもなく、どこからどう見ても リンベルは鉄板 ですよね?
この2人、いちゃつき過ぎだと思うんですよ、色々と!
どう控えめに見ても、相思相愛にしか見えない私の脳が腐ってるんでしょうか。

出逢いからして、リンナがベルカに一目惚れですよ。
ちゃんと原作コミックスのリンナの人物紹介に書いてますしね!
「女装したベルカに一目惚れ」って、ハッキリと!
あんだけ可愛ければ、それもしょうがない。全てはマリーベルの可愛さのせいです。

アルロン伯別邸でベルカをチラリと見かけた時も、
「い…今の少年、まさか、マ…マ…マリーベル!?
って胸をギュッと押さえちゃうくらいですよ。
更には首を振って否定しながらも、思いっきり頬染めてますよ。
「少年」って分かってるのに、その反応か! リンナ素敵!
しかも、リンナの思い出のマリーベルが心なしか実物よりも更に可憐になってませんか。
どんだけ未練ありありなんだ、リンナ。そんなにベルカが好きか! 良し!(何が)

ベルカの正体が分かってからは、すっかり「忠誠」に摩り替わったと思われるリンナの恋心ですが。
いやいやいや、そんな簡単に切り替わるものではあるまいよ。ふふん。
ただ、今のリンナは「忠誠心」が強すぎて、ベルカへの「恋心」を押さえつけてる状態だと思うんですよね!
尊敬し守るべき王子殿下への恋心なんて恐れ多いというか、あってはならないと思い込んで無意識に蓋をしてしまってそう。
忠誠心と自制心の強さ故に、リンナ自身ベルカへの想いを自覚なく封じ込めちゃってる感じ。

ベルカはベルカで、最初は何とも思ってはいなかったんでしょうが、傍にいるうちにどんどんリンナが心の支えになっていくんですよ。
少しずつ、しかし着実に、かけがえのない大切な人になっていくのです。
そりゃあ、あれだけ真っ直ぐに想われれば、ベルカの中にだってそんな感情が育っていきますよ。
リンナにだけは、相応の少年らしい笑顔だって見せられる。素直になれる。
本当に、ベルカにとっては唯一の存在になっていくんですよね、リンナ。

ベルカに、使いに行った後にもう戻ってくるなと言われて、思わず感情的になるリンナが良い感じです。
忠誠心の塊のリンナが、主であるベルカの両腕を掴んじゃうなんてよっぽどですよ。
それだけショックだったんですね……。無理もない。
「私は…殿下をお守りするために──……」
そのためだけに、リンナは危険を承知で着いてきたわけですからね。
しかし、「ええい、いっそここで抱きしめてしまえ!」と思ってしまった私も大概どうかしているとは自覚してます。

ミュスカへの使いが失敗してリンナが捕らえられた時。
ようやくリンナに会わせてもらえた時の、ベルカの反応がまた!
「リンナ、おまえ……ケガは!?
そう言った時のベルカ、半分くらい リンナをベッドに押し倒してる ようにしか見えないんですが!
いや、押し倒してるでしょう、これ。
「ギッ」とかいう擬音と共に、ベルカ、ベッドに乗り上げてるし。
リンナはリンナで、かすり傷ですと答えながら頬染めてるし。
一体どれだけラブ甘ムード醸し出してんですかアンタら。
キリコに笑われちゃってるじゃないですか、あんまり包み隠さずラブってるから。

リンナの身の安全を盾に取られて、ベルカはリンナを守りたくて危険から遠ざけようとするわけですが。
そんなベルカの態度を見て、頼りにされていないと思って寂しそうなリンナが……!
違うんだリンナ! ベルカはリンナが大切で大切で仕方ないんだよ!
リンナがベルカを守りたいと思ってるように、ベルカもリンナを守りたいんだよ!
想い合ってるのに、どこか微妙に擦れ違う2人がもどかしい……!

で、前に日記の感想でも語ったことありますが、立太子式典でのリンナのセリフはそんな関係の変化を暗示してると思ってたんですよね。
ただひたすらリンナを守ろうとするのではなく、共に戦おうとするようになっていくように。
そう思って、「どうか私を信じて下さい」のくだりなんかはキュンキュンしながら読んでたわけですよ。

なのに……あの展開はもう泣くしかなかった……。
最期の永遠の忠誠を誓った口付けで、涙腺大崩壊ですよ……。
口付けという燃料に萌える余裕すらありませんでした……。
永遠の忠誠だけでなくて愛も誓ってますよね、あの口付け……。
いやまだだ! まだ可能性はある!
リンナはきっと生きてるはずだ!
この先きっと、ベルカとリンナが2人で幸せになる未来は存在するはずだ!
そう信じたい、信じさせて!




追記:

リンナが生きていてくれたことで、リンベルの幸せの芽は復活!
この2人が再会したら、一体どんな素敵なシーンが繰り広げられるのかと思うともう。
とりあえず、駆け寄ってリンナに抱きつくくらいはしてほしいな!






語り TOP
SILENT EDEN TOP