ここまで読んで下さった皆様、ありがとうございます。
「囚われの視線」、ようやく完結できました!
掲示板やメールで励ましを頂きまして、本当に感謝感激していますv
「ヒトリ・フタリ」に続いての長編でございます。
話数としては半分くらいなので、準(?)長編でしょうか。
いや、精魂尽き果てました。ホントに。
ページ数は多くても、「ヒトリ・フタリ」の方がまだ書きやすかったかもしれません。
さて、この「囚われの視線」……三蔵と悟空しか出て来ません。
悟浄と八戒がかろうじて名前が出て来るくらいです。
っていうか、2人の登場人物で5ページにも伸ばすなよ、私。
しかも読み返してみて気付いたんですが……3ページ目なんかセリフが1個もないです。
読んでて「だー! うっとうしいよ、2人とも!」と思われた方、どれくらいいらっしゃるんでしょう(汗)
2人とも暗いったら暗いったら暗いったら。書いてる本人の気分が落ち込みそうでした。
それにしてもウチの三蔵は、いつも悟空を捜しております(笑)
「ヒトリ・フタリ」でも捜してましたし。管理人の趣味がこの辺でちょっと窺い知れます。
どうも私は、三蔵に悟空を追いかけさせるのが好きなようです。
ついでにバラしてしまうと、『夢』に特別な意味を持たせるのも非常に好きです。
ので、ひょっとしたらまたやるかもしれません。(←ワンパターン)
とにかくこのお話は、心理描写に命賭けてます。
成功したかどうかは、今いち分からないんですが……。
相変わらず悟空は書きにくいです……。ある意味三蔵よりも。
掴めないんですよ、悟空。深い部分の精神構造は、三蔵より複雑じゃないでしょうか。
ちなみに何故、あの夜に限って悟空はいつもとは違う夢を見たのか。
そして、何故金蝉の声が悟空の中に響いたのか。
それは500年前縁のあった悟浄・八戒と出会った事が、封印された記憶に刺激を与えたから……
という設定なんですが、本編読んで分かるように書くのが本当ですよね……。
うう、文章力のなさが恨めしい……。
これも苦労した分、自分にとってはかなり愛着のあるお話となりました。
書いたもの全部に愛着はありますけど……。
この作品を読まれた方がどんな風に思われたのか、ご感想を知りたいというのが私の本音です。
良ければ、掲示板でもメールでも結構ですので、一言ご感想頂けると嬉しいです。