アニメ tactics 感想


第5話 闇に舞う者
第6話 午後九時七分発幽霊列車
第7話 蠱惑の呼び声
第8話 妖狐的彼女


 第5話 闇に舞う者

今週はようやく、やっこちゃんが登場です。
アニメでは『夢奴』という名前なんですね。何ででしょう。
あのキャラデザと『勘太郎の幼馴染』という設定からして、どう見てもやっこちゃんなんですが、どうしてまた名前が変わってるんでしょうね。
いや、それよりも!
やっこちゃん(夢奴)、何でそんなに普通に良い人なんだ!
原作で見せてくれた、勘太郎へのあの意地悪っぷりは一体何処へ行ったの!
原作では、あの勘太郎を真っ赤にして慌てさせるという偉業(?)を成し遂げてくれたのに!
勘太郎の過去暴露で、勘太郎を苛めるあの姿が素敵だったのに……。
そして、その中に見え隠れする(←ポイント)、勘太郎を暖かく見守る優しさが好きだったのに……!
アニメオリジナルはいいんですが、キャラの性格改変はちょっと勘弁して欲しいところ。

話を本編に戻しまして。
その夢奴の依頼で、人形師の館に同行する勘太郎と春華……とヨーコとすず(笑)
人形ってのも、ずらぁーっと並んでると怖いですね。それが精巧であればあるほど。
でまあ、今回は人形話にありがちな、『人形に魂が宿る』という展開だったわけですが。
舞いを踊る夢奴の上に舞台照明が落下して来た時に、彼女を助けた勘太郎は格好良かったですよ!
あんな後方にいたのに、よくまあ間に合ったなと。物凄い瞬発力だね、勘太郎。
ここでつい、勘太郎の危機にこんな風に春華が押し倒すようにして助けてくれたらオイシいのになぁ!……とか考えちゃった私はバカですか。……バカですね。
いやだって、想像したら萌えませんか。絵的に素晴らしいと思いませんか。
いっそ、自分が絵が描けたら描いてしまいたいくらいですよ。描けませんけど……。

まあ、それはさておいて。
夢奴が勘太郎に「助けてくれてありがと。格好良かったよ」というような事を言った時。
何故そこで頬を染める、勘太郎!
ダメだよ、そこで頬を赤らめちゃ!
ほら、春華がやきもち妬いて2人を睨んでるじゃないか!
……え? 違う? いや、そんなはずはないですよ。あれは睨んでましたよ。
明らかにアレは勘太郎と夢奴のやり取りに反応してましたよ。
春華本人には自覚ないかもしれませんけどね?

人形に憑いた鬼を祓うのに九字を切る勘太郎は何度見てもいいですねー。
あそこで人形を磔にしたのも、落ちた夢奴を春華が助けてくれると信じているからですよねv
そして、何も言わなくとも当然のようにそれを実行する春華もv

最後は、人形師と人形・八重は炎の中で添う事が出来たわけですよね。
炎の中でひたすら恋した人形師のために舞い続ける八重が健気で……。
完全に炎に巻かれる寸前、八重は人間になれたのでしょうか。
それとも、あれは彼らの願望が見せた一瞬の幻だったんでしょうか。
どっちにしても、あれで彼らが幸せだと感じられたならそれでいいのかもしれません。

燃え上がる館を見つめる4人ですが、勘太郎の胸中はどうだったんでしょうね。
勘太郎にとっては、死によって結ばれるのが本当に幸せか、疑問が拭えないのかも。
でも最後に勘太郎の瞳を見つめた春華には、その思いが伝わってるのかもしれません。

って真面目にシメといて何ですが、あのラストの勘太郎と春華はどう見ても2人の世界です。
何というかもう、言葉なんていらないとでも言いたげなあの見つめ合う眼差し!
やっぱり2人にしか通じない何かがあるんですよねv

ところで、本筋には関係ありませんが、途中でちょこっと出てきたむーちゃんは相変わらず愛らしかったです。

次回予告。
またもやオリジナル。
今度は電車ですか。そういえば、原作でも余り電車って出てきませんね。
幽霊電車という事で、どんなストーリーが来るんでしょうね。

ところで、本当に原作の話やってくれるのかちょっと不安になってきたんですが。
いや、あんまりにもアニメオリジナル色満載というかそればっかりなので。
やってくれますよね? 信じてますよ?
もっとお茶目な春華が見たい……。もっと策士な勘太郎が見たい……。
オリジナルもいいんですが、それはあくまで原作を尊重した上でお願いしたいなぁと。
まあ、私の個人的な好みの問題と言えばそうなんですけど……。



 第6話 午後九時七分発幽霊列車

初っ端、いきなりスギノ様とむーちゃん登場。
酔っ払いスギノ様も可愛い。けれど。
酔っ払いむーちゃんの可愛さは半端じゃない。
何ですか、あの可愛らしさ!
酔って頬を赤く染めたむーちゃん! 何て愛らしさでしょう!
いっそ、そのままお持ち帰りしたい!
そんなむーちゃんの可愛さにメロメロになっていたところに、件の幽霊電車登場。
……って。
いやあああ! むーちゃあああん!
スギノ様ではないけど、つい(心の中で)叫んでしまいましたよ。
ひ、轢かれた……むーちゃんが轢かれたー!
スギノ様大慌て。(当たり前だけど)
しかし、電車にあれだけ派手に(というかモロに)轢かれてボロボロになっても、あっという間に復活してしまうむーちゃんの生命力に乾杯。

幽霊電車の調査を依頼される勘太郎。
「お金の問題ではないんですよ」なんて格好つけて言ったものの、すぐさま春華とヨーコちゃんに「金の問題……だな」「うん、間違いない」なんてツッコまれてるし(笑)
春華ももう、勘太郎の守銭奴ぶりを理解しているんですねぇ。

調査のために乗った電車のモーター音を春華が嫌がるのは、やっぱり天狗を含め妖怪は本来は自然界に生きる者だから……でしょうか。
だから、こういう人間によって作り出された自然にはない機械音が耳に障って仕方がないんでしょうね。

次に幽霊電車が現れる場所を特定し、その場所へ。
九時七分、現れた幽霊電車を勘太郎が止め切れず、春華が勘太郎を突き飛ばして電車の突進を受け止めたところに密かな愛を感じました。
咄嗟に勘太郎を庇って電車を受け止める春華! いいですね!
というか、本当に止めちゃったのが凄い。だって電車……。
で、ここが今回のポイントなわけですが。
見事に幽霊電車を止めた春華に駆け寄る勘太郎……はいいのですが。

どさくさ紛れに春華に抱き付く勘太郎が素敵。

しかも、きっちり腰に手を回して抱き付いてましたよ。
あれはもう『抱き付いた』と表現するしかないじゃないですか。
そのまま春華の胸に顔を埋めかねない勢いですよ。
ここで思わず私がビデオを巻き戻したとしても、それは致し方ない事だと思いませんか。
あの、さりげなくいかにも当然のように抱き付く勘ちゃんのあのテクニック!
しかも、春華も全く嫌がってないのが更に良いですね。むしろ当然のように受け止めてますよ。
放映開始から6話……着実に愛は育まれているんですね……!(そろそろ黙れ)

ついでに、もう1つの萌えポイントを。
翌日、再び幽霊電車のところへやってきた勘太郎と春華。
今度は走る幽霊電車に並行して、勘太郎を抱えた春華が飛んでるんですけど……。
あの、後ろから勘太郎を抱きかかえる春華の姿に萌えなかった春勘好きがいるでしょうか。
あの密着具合に萌えない春勘者は皆無でしょう! 間違いなく!
春華の息が勘太郎の耳にかかりそうなぐらいですよ。というか、かかってますよ、間違いなく。
このシーンでしばらく悶えてましたよ、私は(笑)

まあ、その直後に勘太郎は春華に電車の中に投げ込まれてしまうんですけど。
春華、もうちょっと丁寧に!(笑)

最後の父娘の結末に関しては、どちらが正しかったとも言えないと思います。
この結果が、あの父娘にとっては幸福な結末ではあったんでしょう。
でも、生きていれば、娘はいつか大切な人を見付けて幸せに暮らせたかもしれない。
父親が娘を連れて逝ってしまった事は、娘自身が望んだ以上、責められるべき事ではないのしょうが。
ただ、娘はまだ小さかったし、生きる事と死ぬ事を余りよく理解していなかったんだろうと思うと、他の結末も選べたのでは、と。
私自身が勘太郎の判断を支持してしまうのは、良くも悪くも大人としての視点なのかな、とも思います。
こればっかりは、どっちが正しいとかの結論付けは出来ないんでしょうね。

次回予告。
またもやオリジナル話で来ましたか。
えっと、原作の話が今後出てくる事はあるんでしょうか。
第1話もオリジナルとして考えると(春華の封印解除以外はオリジナルだから)、今まで原作の話ってスギノ様&むーちゃん初登場の第3話だけなんですが……。



 第7話 蠱惑の呼び声

今週のアニメtacticsは何ですか。今日は春勘強化デーですか。
そうツッコんでしまいたくなるくらい、色々と萌えさせて頂きました。
途中、とてもテンションの高いところがあるかと思いますが、どうぞ呆れずにお付き合い下さい。

レイコさんからの新しい原稿執筆依頼の下書きをヨーコちゃんにやらせる勘太郎。
この時点でらしくないなーとは思ったんですが、冒頭の猿回しを見ていた勘太郎の表情からして何か考え(というか企み)があるんだろうとは思ってました。
……が。
当然真面目な春華にそんな事が読み取れるはずもなく、勘太郎の行動に怒り出しますが。
この時の春華と勘太郎のケンカ(?)は、傍で見てたら怖いでしょうねぇ……。
まあ、勘太郎は余裕があるので、春華があしらわれてる感じですけどね。
しかし、勘ちゃん、いくら狙いがあるとはいっても「ボクの仕事に口を出して欲しくないんだよね」はちょっとキッツい……。
しかも口元だけの笑顔で、マジ口調で。怖いよ、それ。
春華もまさかここまで言われるとは思ってなかったのか、珍しく呆然とした顔見せましたしね。
その後のセリフがまたえげつないし……。
しかしね、見てる方からすれば勘太郎が本気で言ってるわけじゃない事くらい丸分かりなんですが、どうして春華は気付かないかなぁ!
勘太郎が春華に対してそんな事言うなんておかしいと、そう気付いてくれ、春華!
ああもう、そんなに傷付かなくても! ……と、見ててヤキモキヤキモキ。

そんな春華をさておいて、勘太郎は依頼人と交渉中。
「通常料金の10倍払う」という申し出に、あからさまに食い付く勘ちゃん(笑)
……が、いけしゃあしゃあと「実はお金は二の次なんです。ボクは、人助けのために妖怪退治をしているんです」ときましたか。
嘘つけー!
10倍と聞いた時点であんなに身を乗り出してたくせに(笑)
でも、勘ちゃんのそういうトコが好きだよ。いや、ホントに(笑)

そして、調査開始。
妖怪に聞き込みしてても、春華は後ろで不機嫌なままだんまり。
勘太郎……、「まださっきのアレ、怒ってるの?」って、そりゃーあれだけ言われりゃ当たり前に怒るって。
ところで、むーちゃんが空から春華の顔面に降ってきた時は笑いました。
顔面ですよ。直撃ですよ!(笑)
しかも勘太郎を見つけるなり、張り付いてた春華の顔を足蹴にして勘太郎に抱き付き攻撃ですよ。
むーちゃん素敵。
多分、春華の顔を足蹴にして許されるのなんてむーちゃんくらいですよ。
春華……折角シリアスな雰囲気で怒ってたのにな(笑)
ついでに、がまの油売りの口上中にガマ蛙と睨み合ってたむーちゃんはあまりにも愛らしかったです。
あれ、絶対勘ちゃんも春華も口上聞かずにむーちゃん見てましたね。
そりゃそうです。むーちゃんのあの姿の前では、口上なんて聞こえません。

結局手掛かりも掴めず、次の作戦として大道芸作戦を展開せんと目論む勘ちゃん。無謀。
外郎売のヨーコちゃんは可愛かったですねーv 生足ですよ、ヨーコちゃんの!
「拙者親方と申すは……」と必死で口上を言おうとするヨーコちゃんが可愛い。(それ以上言えなかったけど)
見ながら、「ああ、その次は『お立会いのうちにご存知のお方もござりましょうが』だよ……!」と助け船を出してあげたくて仕方がありませんでした。
春華の山伏姿も良かったですね! というか、春華は大抵何でも似合いますね!
口上はまるでやる気なさげでしたけど。
ここで、また勘太郎が春華に対してキッツい事を……。
ヨーコちゃんは薄々勘太郎のキツい物言いの理由を悟っているようですが、やっぱり春華は気付かないですか。
いや、むしろ勘太郎の自分への言いようがショック過ぎてそこまで考えが回らないんですね!
そうだよね、春華にとって勘ちゃんにあんな言い方されるほどショックな事ないよね……。
手をキツく握りしめる春華が切ない……(ホロリ)

屋根の上で座りこんでる春華。すっかり落ち込みまくりですね。
そんな傷心の春華の前で、むーちゃんといちゃついてやるなよスギノ様! 残酷だ!
いやだって、春華完全に傷付いてますよ。あの切なそうな表情! ねえ!
勘太郎の考えてる事が分からなくて、でも完全に離れる事も出来なくて、結局勘太郎の家の屋根の上で座ってるんですよ。切ないじゃないですか。
……って書いてると、まるで春華がヒロインのようだ……。

そんな折、犯人の手口とアジトの場所を掴んだ勘太郎が1人で出て行きます。
「1人じゃ危ない」というヨーコちゃんに勘太郎のセリフ。
「春華はきっと来てくれるよ。ボク、春華を信じてるから」
このセリフを屋根の上でこっそり聞いていた春華の顔がいいです。萌えです。
まあ、見てる方からすれば「あんだけ好き放題言っといて……」とも思いますが(笑)

結局、スギノ様に「行ったらお前の負けだぞ」と言われても、春華は勘太郎を助けに行くんですよね。
気になって仕方がない。勘太郎に何かあったらと思うと、じっとしていられない。
そんな春華がいじらしくて大好きですよ。

そして、敵の本拠地に乗り込んで壁ぶち破って「勘太郎ぉー!」なんて叫ぶんですよ。ああ、春華ってば!
更に、敵と対峙して第一声が、「勘太郎を何処へやった!」ですから!
もう攫われたお嬢さんの事なんてカケラたりとも頭の中にないだろう、春華(笑)
もうこの、勘太郎の事以外考えてないって感じの春華がたまらなく萌えます。最高です。
このシーンだけで私がビデオを5回巻き戻したとしても、それは春勘者として決して間違いではないはず……!
しかも、相手の言い分も全く聞かず「とぼけるな!」ですしね。せめて話は聞こうよ(笑)

春華が蜘蛛の炎攻撃に晒されそうになった時に、勘ちゃん格好よく登場。
目を逸らす春華に、優しく微笑みながら「やっぱり来てくれたんだね。信じてたよ」
……勘ちゃん、口説き文句ですか、それは。
春華、すっかりやられてる感じなんですけど!
今回の春華はもう完全に勘太郎の手の平の上ですね。
いや、もちろんこれこそが勘ちゃんの真骨頂だと思うわけですけど!
ただ、いくら春華を試すとはいっても、勘太郎が春華をあんな風に傷付ける物言いをするかなぁ……とは思うんですけどね。
試すにしても、ちょっと勘ちゃんらしくない部分があったような気がしなくもありません。

何はともあれ、後半は特に色々と萌えシーンをありがとうございました(笑)
春華が勘太郎を助けに来たくだりなんかは、もう手足バタバタさせて喜んでましたとも。
あの春華が勘太郎の名を叫ぶシーンとかハートマークが周囲に乱れ飛びそうでしたよ。
自分の単純さもどうかと思いますが、幸せならそれで良し。

次回予告。
ヨーコちゃんの家出? じゃあまたオリジナル? ……と思いきや。
予告カットを見る限り、どうも1巻の『妖怪見世物小屋』の話っぽいんですけど!
ちょっと待って下さいよ。あの話で、春華の代わりにヨーコちゃんが攫われたりするんじゃないですよね?
あの話は春華が攫われるからいいんじゃないですか!
というか、何よりも以前の感想でも軽く触れた、勘太郎の『春華所有物宣言』は絶対に外せませんよ!?
あのセリフがなかったら、本気で泣きますよ? 卓袱台ひっくり返しますよ?
お願いしますよ、スタッフさん!
まあ、予告だけで先走り過ぎるのもどうかと思うので、大人しく来週を待ちます。
信じてますよ。信じさせて下さい、お願いですから。



 第8話 妖狐的彼女

今週の話を見て、とりあえずアニメは原作色を絡める事はあっても原作の話を忠実にやる気は全くないという事を痛感しました。
いや、今回の話自体は好きなんですよ。ヨーコちゃんの家出話。
だから、ストーリーの感想はいっぱいあるんですが。
ただ、見世物小屋の話をこれに使われたのが悲しいです。
というかむしろ、見世物小屋の話で勘太郎の「春華はボクのだ」のセリフが聞けなかった事が大変ショックです。
このセリフ! このセリフだけは聞きたかった……!
うわああああん! スタッフさんのバカァァァ!(暴言)
アニメ化を知ってから、ずっと楽しみにしてたのにぃぃぃ!

……と、一通り嘆いたところで。
こんな事叫んでばっかりでも何なので、本編の感想に行こうと思います。
さっきも書いた通り、今週の話自体は好きなので語る事はいっぱいあります。

初っ端、いきなりヨーコちゃんの大切なタイ焼奪われ事件勃発。
犯人は当然勘太郎と春華であるワケですが。(不可抗力だけど)
2人で分けて食べたって事は、タイ焼を半分こして「はい、春華v」ってな事をやってたんでしょうか。真っ昼間からこのバカップルは。
ちなみにセリフにハートマークがついてますが、これは実際にもついてましたよ、絶対。(決め付けか)
その前の将棋でもじゃれ合ってましたしねぇ。春華なんて笑顔だったし!

崩れ落ちるヨーコちゃんに慌てて「買ってくるよ」と言う勘ちゃんも可愛いですが、そこに一旦「金はないがな」とツッコんでおきながらヨーコちゃんがキッと顔を上げた途端「……でもまあ、タイ焼代くらいは……」と発言を翻す春華も可愛い。
春華……春華もヨーコちゃんが怖いのか(笑)
2人揃ってヨーコちゃんに頭上がらないのが丸分かりで良いですね。

結局ヨーコちゃんが家出しちゃって、慌てる勘太郎と落ち着き払ってる春華。
個人的には、この勘太郎の慌てっぷりが微笑ましかったです。
やっぱりヨーコちゃんの事、大事に思ってるんだなーって。
勘太郎にとっては、ヨーコちゃんは大切な家族ですもんねv
でも勘太郎、捜しに行くのは良いけど、聞き込みであの聞き方はどうかと思うよ(笑)

ヨーコちゃんの家出先が、スギノ様のところだったのはまあ当然ですかね。
他に頼れるところもそうないでしょうし。
ところで……むーちゃんって肉食だったんですか。
ヨーコちゃんに齧り付いた時はどうしようかと思いましたよ。意外にワイルドですね。(違う)
そしてそれ以上に、食事として虫を取ってきた時は更にどうしようと思いました。
……虫……食うんか……むーちゃん……。
でも、スギノ様が「あ〜んv」って食べさせている光景は可愛らしかったです。食べてるものはともかく。
そりゃーあれだけ目の前でいちゃつかれたら、ヨーコちゃんもいたたまれないだろう……。

ところ変わって、勘太郎と春華は未だヨーコちゃん捜索中。
「腹が減ったな」と言う春華に、「ボクは……減らない……」と答えた勘ちゃんがちょっと切ないです。
ヨーコちゃんの行方が分からない状況では、空腹どころではないんですね。
御飯も全然食べてない状態で真夜中の0時前なんだから、本来ならお腹が空かないはずないのに。
こういう時に見せる勘太郎の本気の思いが、私は大好きですよ。
ヨーコちゃんの事が心配で心配で仕方がないっていう、そんな勘ちゃんが好きさ!
そんな勘ちゃんの思いを、当然春華も分かってるんですよね。
電話でヨーコちゃんがすずのところにいると分かった時の勘太郎へのあの笑顔が、まさにそれを示してますよ!
どうした春華、今日は笑顔大放出じゃないか。ただし対勘太郎限定で(笑)
先週のアレ以来、ますます絆は強まってるんですねv

妖怪見世物小屋に捕まったヨーコちゃんを、勘太郎と春華が発見。
震えて泣くヨーコちゃんに鞭を振るう団長……許すまじ。
勘ちゃんじゃないけど許せません。鬼かお前ー!
思わず立ち上がろうとする春華を制する勘太郎。
春華とて、妖怪である事が知られたら街にはいられないわけだから、下手に動けない。
でも、小さく「助けて、勘ちゃん……」と呟くヨーコちゃんの声に、勘太郎が黙っていられるわけがないですよね!
咄嗟にヨーコちゃんの名前を叫んで立ち上がった勘ちゃんは格好良かったですよ!
この時の勘ちゃんの怒りは、何よりもヨーコちゃんのためのものなんですよねv
ここでようやく、ヨーコちゃんも自分が大切に思われている事を感じるんですよ。ああ可愛い。

まあ、勝負はあっさり過ぎるくらいあっさり着いて(笑)
上手く元の鞘に収まってめでたしめでたし……なんですが。
勘ちゃんが素直に謝ってるのに、春華はどうしてそう素直じゃないのか(笑)
でも、こういうやり取りも、春華が勘太郎やヨーコちゃんに心を許している証拠ですよね。
封印を解いたばかりの頃なら考えられない会話だと思いますよ。(特にアニメ版では)
こうやって、だんだん春華の心が勘太郎達に溶けていく様を見るのも良いですねv

次回予告。
蓮見さんが初登場ですよ!
……でも、河童の話じゃないみたいですね。でも話の改変は慣れたのでいいです。
まだ某ハカマニアさんやロザリーすらも登場してない状況で、どういう話になるのかちょっとドキドキ。
ところで、予告にあった、上半身裸で何やら叫んでる春華は何なんでしょうか(笑)
なんか、予告映像の中で1番気になったんですけど!
何が……何があったんだ、春華……!



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