アニメ tactics 感想


第9話 嫁島怪奇譚
第10話 風ノ言霊 前編
第11話 風ノ言霊 後編
第12話 薔薇と天狗


 第9話 嫁島怪奇譚

えっと、近頃のtacticsアニメは何ですか。
そんなに私を萌え殺したいんですか。
こう、1話に1つサービスショットvなスタッフの姿勢が見え隠れするのは私の気のせいですか(笑)
原作色が薄いのは相変わらずですが、春勘萌えを充足させまくってくれてるので気にならなくなってきました。
ええ、単純と笑うならどうぞ! だって、だって……春華が可愛いんですよ!(結局そこか)
回を追うごとにだんだん砕けてギャグ化してくる春華が凄まじく可愛い。
やっぱり春華はこうでなくちゃね!

……なんて戯言は置いときまして。
先週の予告で「春華が上半身裸で叫んでるカットが気になる」と書きましたが、アレだったんですね。
原作でも確かにあったシーンだし蓮見初登場ならこれがきて当然なんですが、てっきりすっ飛ばされると思ってたので嬉しいです。
てか、ここで思わずヨーコちゃんを応援してしまった女性は私の他にもいらっしゃるに違いありません。
ええ、ついつい「ヨーコちゃん、やってしまえー!」とか思いましたよ。
でもヨーコちゃん、意外に大胆だな(笑)

勘太郎と蓮見のいがみ合いは原作通りで、でも勘太郎の年齢疑惑には触れられませんでしたね。
まあ、本筋とは関係ないから仕方ないですが。
ここで沼田教授からの依頼ですが、ここがオリジナルになるのは先週の予告で分かってたので。
個人的にはあの河童の杓子の話も好きなんですけど(あの河童のとぼけたキャラが/笑)、ハカマニアさんが登場されていないんで杓子を探す理由付けを作らなきゃならなくなりますしね。

嫁島に調査に来たはいいものの、ヨーコちゃんとすずちゃんは速攻海水浴。
ヨーコちゃんにいきなりこき使われて「何で俺がこんな事をしなきゃならねえんだ……」と呟きつつもちゃんとヨーコちゃんに言われた事やってる春華が可愛い。
もうすっかりヨーコちゃんに逆らえなくなっちゃったんだね、春華……。

「妖怪などいない」と主張する蓮見の目の前で、悠々と水に浮いて流れていくむーちゃん(笑)
あーもう、むーちゃんは可愛いなあ! 毎回書いてる気がするけど気にしないv
「む〜……」と流れていくむーちゃんを見て、「む〜……?」と眼鏡を取って目をゴシゴシこする蓮見に、不覚にも萌えを感じてしまいました。やるな、蓮見。(何が)
だって、あの驚いた顔が可愛かったんですよぅ。んもう、苛めたいくらい。
……そこで、私の愛情表現が間違ってるとお思いの方、それは誤解です。
好きな子を構いたいと思うのは当然です。ねえ。いえ、もちろん1番好きなのは春華ですけどね!

話がちょっと逸れましたが。
その春華の方は、水遊び中のヨーコちゃんとすずちゃんをぼんやり眺め。
すずちゃんに手を振られ、少し笑って手を振り返す春華が……!
だって、あの春華がですよ。手を振り返すんですよ。
春華自身、自分のその行動に戸惑い気味みたいでしたけどね。
封印を解かれた頃からは考えられないその行動は、やっぱり勘太郎達の影響ですよねv
少しずつ、だんだんと人間くさくなってく春華の姿がとても好きです。

でまあ、そんな自分の行動が嫌だったのか、春華は勘太郎達の方へと行くんですが……。
勘太郎と蓮見が仲良く(?)言い合いをしているところに、「楽しそうだな」と声をかける春華は不機嫌そうですね。
間違いありません、あれはやきもちです。そうに決まってます。

自分以外に勘太郎に親しい男がいるのが気に食わないんですよ。
勘太郎が蓮見に対してあんなにムキになってるのが腹が立つんですよ。
勘太郎が自分を放って蓮見とばっかりいるのがムカつくんですよ。

でもまだ自覚はしてないから、ワケの分からない苛立ちに振り回されて尚更不機嫌なのです。
ああ、春華ってば何て可愛い人なんでしょう。(『人』じゃねえ、というツッコミはこの際無視)

神社に向かう道すがらでも、勘太郎の「こういうヤツなんだよ」というセリフを受けて「嫌なヤツだな」なんて返してますしね。
このセリフには、先に書いたやきもちも理由に含まれていると見た。
そりゃあ春華にとっちゃ嫌なヤツだろうねえ、蓮見。勘ちゃんと親しいという1点だけでも(笑)
後で、勘太郎の腕を掴むなんて事もしてくれたしね。
きっとあの時、春華は内心『気安く触ってんじゃねえよ』とかイライラしてた事でしょう。
でも意地っ張りだから態度には出さない(笑)

人が喰われたやら入り江の底から血が流れ出してきたとか、非常にシリアスな展開になったかと思いきや。
むーちゃんによって、強制的に和やかに(笑)
蓮見がむーちゃんを見つめて苦悩する様は、実に面白かったです。
むーちゃんが一生懸命手を振るたびに、妖怪などいるワケないと悩む蓮見(笑)
そりゃあなあ、いくら愛らしくてもむーちゃんは外見からして明らかに妖怪だからなぁ。
そして、蓮見の苦悩はスギノ様の登場&退場でピークに。
何かが切れてしまったのか、1人で無理やり納得しようとする蓮見はちょっと気の毒。

人喰いねずみに囲まれて、絶体絶命。
ここで勘太郎は自分と春華が食い止めるから、蓮見達に逃げろというわけですが。
妖怪の存在を信じてない、つまり勘太郎の妖怪調伏の法力の事も知らない蓮見がなかなか承諾しようとしなかったのは当然ですね。
でも、ここで先に逃げる事を承知しようとしなかった蓮見は、やっぱり何だかんだ言っても勘太郎の事を心配しているわけですよ。
どれだけ表面的にいがみ合っていても、結局根底では嫌い合ってはいない彼らもなかなか良い関係ですね。
春華がいなかったら蓮勘で萌えてたかもしれません……。
まあでも、勘太郎には春華だけだから! 春勘バンザイ。(黙れ)

戦う勘太郎と春華のツーショットはとても素晴らしかったです。
いいですね、背中をお互いに預けて戦う2人!
意思の疎通もバッチリですよ!
短い会話の中で、瞬時に次の行動を決めて即座に2人とも動く様は、揺るぎ無い信頼を感じさせます。
ああ、着実に絆が強くなっていってるんだと思うと顔がにやけてなりません。(折角1行前で真面目に語ったのに)

勘太郎が親玉の妖怪ねずみを浄化して、一件落着……のはずが。
蓮見がねずみを一掃するために作動させた仕掛けのせいで、2人が濡れねずみ(笑)
蓮見としてはねずみを退治した事でご満悦なんですが、春華ご立腹。
でも、蓮見に食って掛かろうとしたところを勘太郎に服を引っ張られてベタンと板に激突した春華に、つい笑ってしまった私は雷落とされるでしょうか。
いやだって、顔から激突したし! 顔を赤くしながら勘太郎に抗議しようとする春華が可愛くて仕方なかったんですよ!
きっとこれが漫画だったら、セリフの吹き出しは「〜〜〜〜〜!!」だった事でしょう。

いがみ合う関係はそのまま……って事で綺麗に終わったのはいいのですが。
春華がまた上半身裸だったのは、また負けてたんだろうな(笑)
今度こそ最後まで脱がされてたら面白いのになぁ……などと思ってみたりもして。

次回予告。
来ましたね、原作話。
あの双子の娘さん達の話ですか。
予告でも思いきり春華は迫られ、勘太郎は押し倒されてましたね(笑)
次は初の前後編で、しかも原作を割と忠実にやってくれそうな気配なので楽しみにしてます。



 第10話 風ノ言霊 前編

久し振りの原作話です。第3話以来ですか。
原作と違って、ヨーコちゃんとすずちゃんも同行してますが、ここはまあ予想してました。

依頼主・朱雀院恭子さんとのご対面でいきなり口説きモード突入に勘太郎。
出るわ出るわ、誉め言葉と口説き文句の嵐。
その勢いに、春華困惑。
そりゃあな、勘太郎がいきなり女性口説き始めればなぁ。
内心、気が気じゃないでしょうよ。
もう、勘ちゃんったら! ちゃんと事前にフォローしとかないと春華が不安になるじゃないか!
何となく察してるヨーコちゃんはさすがとしか言えませんが(笑)

勘太郎から、恭子が未亡人でお金持ち、という事を聞いた時のヨーコちゃんの反応が好きです。
んもう口説き落とさせる気満々。勘ちゃんも口説く気満々。
2人とも、こういうトコは似てますよね。目が¥マークになってそうだ(笑)

春華は席にもつかずに、お庭をお散歩中……ああ、そうか、拗ねてるのか。(違う)
勘太郎が恭子を落とそうとしてるのが、嫌なんですね。
ここで春華が外をウロウロしてるのは、きっと勘太郎がまた恭子に言い寄るのを見たくないからに違いありません。
何が悲しくて自分以外のヤツに擦り寄る勘太郎を見なければならないのか……とかね。
そんな自分の気持ちをちょっともてあまし気味なんですよ、きっと。春華いじらしい。
この後、街に行こうと言う勘太郎の申し出を断ろうとするのは、やっぱり苛立ちがあるからですよ。
ついさっきまで、女を口説いてたくせに……と。
ああもう、勘ちゃんもその辺ちゃんと分かってフォローしないと!

まあ、そんな事にヤキモキしつつ。
村長の家での話やヨーコちゃん達の聞き込みで、いくつか不審な情報も見つかり。
勘太郎としては、朱雀院家内部に疑惑を持つわけですね。
玉の輿に目が眩んでても、仕事はきっちりこなす勘ちゃん素敵。
そういえば、村長さんからは依頼料取ってないんですね。
勘太郎の、取れるところからはがっぽり取るけど、貧しい人からは料金なしでも仕事をするトコが好きですよ。
何だかんだで人が好いから……勘ちゃん……。

食事の席では、雅が占い。
どうでもいいけど、春華ってもう少し自分のルックスが抜群である事を自覚した方がいいですよね(笑)
あっちこっちで女性をメロメロにさせてますよ、この男は。
それはともかく、武芸云々はともかく、『心が清らかで情に篤い人』……。
清らか……清らか……。ま、まあある意味清らか?と言えなくもない……かな。
勘ちゃん絡みだと清らかもへったくれもないと思いますけどね。(黙れ)
その勘ちゃん。
原作でもこの占いを見た時思いましたけど、気になる点は『身内に死者か盗人がいる』。
勘太郎の家族って謎ですよね、今のところ。
この先の原作の展開に関係があるのかもしれませんが、これも伏線なんでしょうか。

陰陽道を嫌う春華のくだりは、原作通りですね。
やっぱり春華を封印した人間が陰陽師とか?
そして、そんな春華を見てヘコむ勘太郎の表情がいいですね!
いつも余裕綽々の勘ちゃんでも、自分の知らない春華の過去の事になると心穏やかではいられないんですよ!
自分と出会う前の春華。
それは仕方がないと分かっていても、やっぱり気になるし、その思い出が怖いんですよ。
春華への気持ちが強ければ強いほど。
そんな勘太郎の頭をクシャリと撫でる春華がまた!
らしくない勘太郎の表情に戸惑ってるんですよ。そんなカオするな、なんてね!
ああもう、結局お互いの事が1番気になって仕方ないんですよ、この2人は!

……えっと、そろそろ黙っとけ、というツッコミが入りそうなので話題転換を。
春華は、雅のために蝶の蛹を鴉から守ってやったり。
勘太郎は、舞に声をかけて苺飴をプレゼントしようとしたり。
それぞれ、双子の事を気にかけているわけですが。
その双子に、これまたそれぞれ迫られてます(笑)
雅が春華に迫るのも、舞が勘太郎を押し倒すのも原作通り。
でも、アニメの方が若干、舞の心情がそれらしく見えるかなと思いました。
それらしく、というのは、つまり勘太郎が好きだという風に見える、という事で。(実際はともかく)
原作だとすっごい淡々としてましたからね(笑)
アニメだとその前に苺飴のエピソードが入ってて微妙に舞の感情が色々動いているせいか、ラストもそれっぽく見えました。
アニメは来週への引きも考えなきゃいけないから、演出も大変ですね。



 第11話 風ノ言霊 後編

さて、今週は後編です。
ってことで、先週の続きから入るわけですが……。
勘太郎の、舞ちゃんに対する言動が柔らかくなってますね。
原作だと割と対決姿勢みたいな感じでしたが、アニメでは優しく諭す感じで。
セリフも変わってますが、私、こういう勘ちゃん好きですよ。
アニメの勘ちゃんには、何というか大人の包容力を感じます。惚れそうです(笑)

ストーリーに関しては、細々したところは色々変わってますが、大筋は原作と同じですね。
「生きた証を残したい」と、祭の占術をやり遂げようとする雅にちょっとホロリときました。
まだ幼いのに、自分の残り少ない命で村のために占術をするんですよ。何て健気な。
……正直、この村の人々にそれだけの価値はないと思うんですけどね。
そして、娘のその決意を悲しみの中で気丈に見守る母親・恭子も切ない。
本当は止めたいはずですよ。命を削るようなもんですから。
でも、娘の決めた生き方を見守るんです。母親として。……ダメだ、切な過ぎる。

一方で、舞は舞で、雅を救おうと必死なんですね。
雅を救うためにたくさんの男達を殺してきた舞ですが、彼女の歳から考えても相当辛かっただろうと思います。
……いや、もちろん舞の行為を正当化する気はないし、殺された人達の方が可哀想ですが。
しかし、最も憎むべきは、舞を騙して人殺しをさせた邪霊ですよ。
この邪霊、原作では誰かの式神で(予想はつくけど)はっきりとした目的を持っていたわけですが、アニメでは普通に浄化されてしまいました(笑)
2クールで終わらせるためにはそこまで伏線張ってられないって事なのでしょうか。

舞が春華を襲ったところに勘太郎が助けに現れ。
ここで勘太郎が春華に突進してくれなかったのはちょっと残念ですが(笑)、この展開ならシリアスで突っ走ってくれて良かったと思います。
アニメの勘ちゃんは、本当に大人だ……。

雅が息を引き取って、助けてくれなかった勘太郎を恨むと言った舞。
この後の春華のセリフ、原作だと少々意味を取り違えやすい言い方だったせいか、さりげに分かりやすく変えられてましたね。
この辺りの勘太郎と春華のやり取りは好きです。
「慣れてる」と言った勘太郎ですが、本当に慣れてるわけじゃないですよね。
肝心なところでお人好しだからこういう誤解を敢えて受け入れる、という事は実際にこれまでにも何度もあったと思います。
でも、それ自体には慣れても、その時に心に負う辛さとかには慣れたりは出来ないでしょうしね……。
春華も、その辺はきっと感じ取ってますよ。
勘太郎への視線と声音が勘太郎への想いを表してますよ。(折角真面目に語ってたのに……)
勘太郎は誰に誤解されても大丈夫なんですよ。春華とヨーコちゃんにさえ誤解されなければ。
この2人さえ分かってくれるなら、他の誰がどう思おうと耐えられるんですよ。

そして、村サイドのエピローグですが……。
何か、この村人達の日和見っぷりがムカツクことこの上ないんですけれども。
原作では描かれなかったこの村人達の豹変ぶりがそりゃーもうムカつきますよ。
これまでは散々雅をちやほやして舞を蔑ろにしておきながら、いざ雅が死んで舞が占術を引き継ぐとなったら今度は舞をもてはやす。
何なんだ、お前ら。手の平を返すにも程があるだろう。
絶対に雅や舞の事をご神託を得る道具くらいにしか思ってませんよ、この村人達。
最後の舞の笑みも気になりますけどね。
考えてみれば怖いラストですよね、これ。蝶が食われてる……。蝶は雅なんでしょうしね。
この話を、アニメでどう処理するのかも気になります。

次回予告。
……もうこの話が来るんですか!
アニメ、最後まで話が保つのかちょっぴり心配。
だって、今のところ5巻までしか出てないのに、殆ど原作をすっ飛ばしてもう4巻の話ですよ。
というか、神父様のお話はやって下さらないのですか……?
春華に抱き付く勘太郎も、勘太郎に電話で意味深な事を呟く春華も、アニメでは見られないのですか……?
他にも神父様話は見所(ついでに萌えどころ)満載なのに……。



 第12話 薔薇と天狗

基本ストーリーは原作の話なんですが、ちょこちょこと改変されてましたね。
やっぱり、阿片は拙かったですか。いくら深夜とはいえ。
それ以外では、茨木や頼光の初登場とかね。

今週は萌えポイントもあるので途中テンションおかしいかと思いますが、とりあえず最初から順番に感想を述べていきたいと思います。
春華とヨーコちゃんのまかない賃金について勘太郎が春華にツッコまれるのは原作通りですが、勘太郎が(わざとらしく)ごまかした後、春華が「当たりだよ……」とがっくり項垂れるのが可愛かったです。
ああやっぱり……みたいな絶妙な脱力加減がたまりません。頭をなでなでしたくなります。
こういう姿、その場に他人がいたら絶対に見せないと思うので、そこがまた良いです。
勘太郎やヨーコの前でだけ見せる姿。
春華自身も気付かない内に心を許しているという、その証明のようでいいですね!

ヨーコの逆玉大作戦……じゃなかった、「あとはよしなに……作戦」。
いや、ヨーコちゃん、あの櫻沢社長の視線はテレビ越しでも睨んでるようにしか見えないんですけど(笑)
何故、あれを「恋する乙女の視線」と解釈するのか。 願望フィルターかかってますよ。
まあ、勘太郎がヨーコちゃんの作戦に軽く乗ってるのも、おそらく『いくら美人でも春華が手を出すはずない』という確信があるからでしょう。そうに決めました。
そこは春華への信頼ですよ。大人の余裕な勘ちゃん素敵。
まあ、そうと見せかけて実は気にしてたりするのかもしれませんけどね。
櫻沢社長が水をこぼしたあのシーンの時にタイミング良く勘太郎が現れたのは、偶然ではなく故意だったんじゃないかと密かに思ってます。

そして、1話に1回は必ず登場させなければならないという決まり事がスタッフの中であるのかという疑惑が湧いてくる、むーちゃん(笑)
むーちゃんラブな私としては、むーちゃんが登場してくれると心和むのでOKなんですけども。
しかしむーちゃん……勘太郎のためにあんな大量の妖怪を無理して食べちゃうなんて、いじらしい……!
ちなみに、最早むーちゃんが何を食べても少々の事じゃ動じなくなりました(笑)
あんな赤い顔して苦しそうなのを見てると、その健気さに抱きしめたくなりますね!
でも、むーちゃんにしてみれば、それで勘太郎に本当に抱きしめられたので満足なのかも。

そして!
今回の春勘萌えシーンの時間です。
月見酒を酌み交わす勘太郎と春華。
これだけでもビジュアル的にとても素晴らしいのですが、会話がまた!
ほぼ原作と変わらないやり取りですが、声がつくと更に萌え度が高まります。
お互い、相手が自分の事を話さない、と言う。
それは、勘太郎にしても春華にしても、本当はもっと相手の事を知りたいと思ってるって事ですから。
勘太郎が春華大好きなのは今更ですが、春華にしても勘太郎の事を知りたいと思ってるんですよね。
でも、春華自身が言うように人間には深く関わりたくないという思いから、普段は余り知ろうとはしない。
関わりたくないというより、関わる事、そしてそこからそれを失う事を怖れてるわけですよね。
本当は勘太郎の事が気になって仕方ないし、知りたいとも思ってるのに、いつか失う日が来るのが分かってるからこれ以上近付けないんですよ! なんて切ない!
希望としては、ここは勘ちゃんに頑張ってもらって春華の怖れをぶち壊しちゃって欲しいです。
そして、ラブラブ幸せな2人を見せて下さい。(結局はそこか)

話は進んで、春華、いきなり捕まってます。しかも薔薇で。
先にも書きましたが、やっぱり阿片はダメだったのか、薔薇の花粉が代わりになってましたね。
しかし……「エクソシストが妖怪退治に使っていた薔薇で、その花粉には上級妖怪の妖力を奪う力がある」……というのは、なかなか強引です。
でも、薔薇のツタで拘束されて殴られてボロボロの春華に萌えたので全て許せる気がします。
いやだって、良い男が傷を負ってボロボロになってる姿って胸が高鳴りませんか!(同意を求めるな)
苦しそうに息を乱していたりしたら最高です。心臓壊れそうです。

……えー……これ以上口走って人間性を疑われても何ですので、先に進めます。
薔薇の花粉に力を奪われてピンチの春華の元に、颯爽と現れる勘太郎!
まるでヒロインを救いにきたヒーローのよう
……って、あれ? わ、私は春勘好きで、春華は攻めであって勘太郎は受けであって……あれ?
いやまあ、2人が幸せならどっちでもいいです。(節操なし)
「遅いぞ、勘太郎……」「ごめん、春華」のやり取りも好きです。
絶対的な信頼がそこに見える気がして! そう、2人の絆が!
勘太郎がピンチの時には絶対に春華が助けに来るし、春華がピンチの時には絶対に勘太郎が助けに来る。
これはもう、今の2人には当然の事なのですよ!

形勢逆転したところで、茨木が正体を明かし、頼光が登場。
この2人が出てきたという事は、この先どんどん話が進むという事ですか。
……原作初期の話はもう完全になくなったと見ていいようで。

次回予告。
今度は鬼喰い天狗の騙りが出るんですか。
茨木と頼光が何やら画策しているようで、春華がまたもやピンチになりそうな気配です。
しかし、この次回予告の最大のポイントはそこではありません。
予告最後のカット、ケガで寝ている春華の傍に寄り添うように眠る勘太郎に萌えたのは絶対私だけじゃありません。(断言か)
だって、あの「萌えて下さい」と言わんばかりの構図は何ですか!
どう見ても、勘太郎がずっと寝ずに春華の看病してて、ついには疲れてその場で眠り込んでしまったようにしか見えませんよ。
スタッフさん素敵!(笑)



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