春華


勘太郎に封印を解かれ、名前を付けられた伝説の鬼喰い天狗。
妖怪には名前を付けた人間に従属する習性があり、現在は勘太郎が春華の主人。
……何といいますか、萌えてくれと言わんばかりの設定でございます。
踊らされているのが判っていても踊ってしまう、こちらも腐女子の悲しい習性ですね。

ビジュアル的には、もうとにかくクールで格好良い! ……が第1印象でした。
ええもう、あの黒髪! 瞳! スラッとしたスタイル! そして黒翼!
私のツボにジャストフィット。要は一目ボレ。
初っ端から春華にやられました。春華ラブ。(←言ってろ)

しかし、そのクールな外見とは裏腹に、性格は極めて単純。(失礼)
それ故、勘太郎に使われ、騙され(?)、振り回される日々を送っております。
毎回のように勘太郎に上手く使われてしまうその様は、いっそ涙を誘います。
最近ではもう、私の中では『春華=可愛い』となってます。だって、可愛いんだもん……。

春華の宝物は、『お茶碗』。曰く、「一生この茶碗でメシを食う」そうで。
そのお茶碗も、勘太郎に取られてはこれまた上手く動かされてます……。
そろそろ勘太郎の悪どさに対抗する術を心得てもいい気もしますが、そうすると面白くないので是非このまま勘太郎に振り回されていて下さい。(←コラ)

しかし、いっつも勘太郎に遊ばれて怒ってる割に、勘太郎の行動には律儀に付き合ってますね。
それはやはり、何だかんだ言いながらも、勘太郎の傍が心地良いに違いありません!(力説)
じゃなきゃ、いくら主人でもこうまで毎回付き合いませんよ。
文句を言いつつも、勘太郎のお願い(命令にあらず)は聞いてしまう春華が好きだ……。
勘太郎が危なくなったら、必ず助けに行きますしねv

勘太郎の事は「名前を付けた主人」だけではなく、勘太郎自身を気に入っているのだろうと思います。
態度の端々にそれが垣間見えます。春華自身は認めないでしょうけど。……可愛い人だ。(←オイ)
勘太郎に抱き付かれても、引き剥がそうとかしてませんしねーv
何というか、あの『されるがまま』って感じがまた(笑)
神父さんに手ぇ握られた時は「そろそろ離してくれ」みたいな事言ってたくせに。ふふ。

春華の過去……特に封印される以前の事はまだ謎に包まれていますね。
いつ、誰に、どういう理由で、どうやって封印されたのか。
その辺りに関する春華本人の記憶がなくなっているのは、何故なのか。
封印される前と後では性格も若干変わっているようですが、封印される前の春華も見てみたい気もします。
が、昔の春華が『冷酷無比の鬼喰い天狗』だとするなら、記憶が戻ったら何かが壊れそうで怖いです。
今の、勘太郎やヨーコちゃんとの良い関係が崩れていくような気がして……。
この、記憶に関する話になると途端にストーリーがシリアスになるんですよね。
謎を多く含んでいる分、物語の枢軸になる部分なのかもしれません。

少なくとも私は、今の「おバカな春華」(←ひでえ)が大好きなんですけど。
直情型な春華が愛しいんですよー。
で、勘太郎に遊ばれつつもほんわか幸せな日々を過ごしててほしいなーと。
もう鬼が喰えなくてもいいから、そのままでいて欲しい……。






tactics TOP
SILENT EDEN TOP